今回も引き続き、マギカロギアのPC作成をしていきましょう。
前回はPCの表の顔まで決めましたので次は「PCの特技」「PCの領域」「魔法の決定」から始めていきたいと思います。
▼PCの領域
本格的に魔法使いとしてのステータスを決めていきましょう。最初はPCの領域です。領域は六種類あるうちから好きなものを一つ選びます。
・星、獣、力、歌、夢、闇
この六種類から一つを選んだらそこがPCの領域になります。領域は魔法使いが得意とする魔法のジャンルです。灰灯の領域は「星」です。ルルブでは「星々や宇宙の力、ひいては世界の力現します」という説明です。「星」に対応する魔法もそういった星や宇宙的なものが多いです。
キャラクターシート(以下:キャラシ)にある先程選んだ六種類のうちの領域の両脇にある白いマスを塗りつぶしてください。そこがPCの領域になります。
▼PCの特技
領域の次に「特技」を決めていきましょう。特技は自分の領域から二つ、また、自分の領域を含めた全ての領域から自由に三つ、選択します。
灰灯の領域と特技はこんな感じです。
▽領域:星
▽特技:静寂、異界(星)、花(獣)、雷(力)、旋律(歌)
となりました。特技の獲得は自分が使いたい魔法の指定特技を見ながら取得をしたほうがよいでしょう。あとはなるべく特技の領域はばらけさせたほうが後々の判定が楽になると思います。灰灯も管理人が使いたい魔法を探しながら、かつこんな魔法使いにしたいなという感じで選択しました。
▼魂の特技
次は「魂の特技」を決めます。自分の領域の特技だと思ってくれればいいです。そしてこれは自分にしかない「オリジナルの特技」です。なので、自由に言葉を選び、魂の特技を決めましょう。どうしても決まらなければこちらも表があるのでそれを参考にするのもよいでしょう。
この「魂の特技」はあらゆる特技の隣にあるものとして扱います。そのため、どんな判定でも「魂の特技」を使用すれば判定値が6になります。その代わりに魔力を1点消費することになります。
▼魔法の選択
次はいよいよ、魔法の選択です。魔法使いと来たら魔法が使えなきゃ意味がない!ということで早速、やっていきましょう。
まずは作成された初期設定の段階で魔法使いは二つの召喚魔法を修得しています。
【緊急召喚】と【騎士召喚】の二つです。この二つはどの魔法使いも修得しており、キャラシにも最初から書いてあります。そのうちの【騎士召喚】は使用する場合の指定特技が「指定特技の分野」となっています。簡単に言うとPCの領域の特技が指定特技となります。
灰灯の場合は【騎士召喚<静寂もしくは異界>】となりますが指定特技はこの<静寂>と<異界>のどちらか一つから選択して使用します。灰灯は【騎士召喚<異界>】としました。
【緊急召喚】は自分の領域、特技以外からランダムに元型を召喚します。この時の指定特技は「1D6の結果の数値に対応する分野を決める」→「2D6でその分野から特技を選ぶ」と段階を踏んでからの使用となります。
魔法は先程の初期から修得している二つ以外にルルブに記載されている汎用魔法、召喚魔法、自分の経歴から四つ選びます。初期段階の二つの【緊急】【騎士】は四つのうちには入りませんので気をつけてください。
最初に自分の経歴から魔法を一つ選択します。灰灯の経歴は「異端者」なので異端者から一つ、魔法を修得します。これで修得できる残りの魔法は三つです。
ここで「指定特技」について説明しましょう。
▽指定特技とは?
説明の順番がごちゃごちゃになってしまって申し訳ないです…
「指定特技」は魔法の使用やセッション中に何らかの判定を行う際に必要になってきます。マギロギでの判定は「2D6」つまりは6面ダイスを2個使っての判定が主流です。そして判定の成功値は基本6なっています。
魔法を使うのに必要な特技が「指定特技」となります。
ここで灰灯の修得魔法の判定を例に説明していきましょう。
使用する魔法は【妖花(アルラウネ)】です。指定特技は「獣の分野から花」となります。
【妖花】2D6→6 成功
説明しますと指定特技である<花>を持っていたので判定の成功目標値は5、これに対してダイスの出目は6なので判定には成功したことになります。
魔法には「召喚」「呪文」「装備」があります。
「召喚」は魔法生物を呼び出し、使役する魔法です。最終○想のチョ○ボとかを召喚するエ○ケプとかアイ○ンみたいなものです。
「呪文」はゲームみたいに呪文を唱えて使用します。ファ○ヤとかブリ○ドとかケ○ルみたいなものです。
「装備」は修得しているだけで効果を発揮する魔法です。簡単いえばこの武器を装備するだけで攻撃力が上がるみたいなものです。エクスカリバー的なものです。
では魔法の修得に戻りましょう。先程の指定特技の説明があった通り、特技と魔法の修得は同時に行っておきましょう。特技を決めた後に魔法を修得するとなると特技によっては使える魔法がないという時がありますので少し、厄介かもしれませんが魔法の修得をしていきましょう。
そして灰灯の修得魔法はこのようになりました。
▽修得魔法
【緊急召喚】【騎士召喚<異界>】
【祖霊】…異端者専用魔法【回復】【妖花】【電撃】です。
ちなみに【電撃】は公式リプレイブック第二巻【幻惑のノスタルジア】より追加された呪文タイプの魔法です。
▼真の姿とその効果の設定
お次は「真の姿」と「効果」の設定です。
「真の姿」は魔法使いの本当の姿です。真の姿を解放することで戦闘を有利に進めることができます。そしてこれにも「真の姿決定表」があります。えぇ、大抵のものにはあります。
真の姿決定表は自分の領域に対応した決定表がありますので決まらないっぽいーという人は表を使ってみてください。
灰灯の真の姿は「戦慄を呼ぶ紅き星」です。中二心をくすぐっていますね。どんな姿かというと「背中に天使の羽が生えて、自分の周りに宇宙が広がっていて地球によく似た惑星を持っているイメージ」です。
そして、真の姿を解放することによって戦闘を有利に進める効果を得られます。
【攻撃強化】…好きな時に使用できます。使用した魔法戦の間、【追加ダメージ】が1点上昇。
【防御強化】…好きな時に使用できます。使用した魔法戦の間、防御時のダメージを1点減少させる。
【魔素放射】…好きな時に使用できます。使用した魔法戦の間、ラウンドの最初に貰える魔素が2点になります。
【元型変化】…魔法戦で立会い人をしている時に使用できます。その魔法戦の間「自分の魂の特技の騎士」を代表に使役してもらうことができる
【魔力解放】…好きな時に使用できます。1D6に【根源力】を足した値が魔力の最大値になり、魔力が最大値まで回復します。
【精神集中】…好きな時に使用できます。そのラウンドの間、自分のあらゆる判定に+2の修正がつき、そのラウンド終了後からは+1の修正がつきます。
【効果】は上記の中から選びます。選び終わったらこれで「真の姿」と「効果」は終了となります。
さて、今回はここまでにしましょう。次からはアンカーを決めていきます。
そろそろPC作成も終盤です。魔法使いになるのももう少しですので最後までお付き合いお願いいたします。
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