お久しぶりです。東北はまだ、寒い日が地味に続いておりストーブとコタツが仕舞えません。
今回は刀剣乱舞で2月から追加された新刀剣男士についてのご紹介です
▼新刀剣男士追加1
公式ツイッターにて2月12に新刀剣男士「不動行光（ふどう ゆきみつ）」が追加されました。
織田信長の愛刀であり、彼の小姓として有名な森蘭丸の愛刀ともされていた短刀。
声優は「銀魂」の志村新八や「血界戦線」のレオナルド役などで有名な「坂口大助」さん。
キャラデザは御手杵と同じ「minato」さんが担当されています。見た目は他戦国ゲーム等でもデザインされることの多い、長髪ポニーテールの蘭丸のようなもの。
▼新刀剣男士追加2
不動行光実装発表後、刀剣乱舞ポケットの事前登録150万人になった場合の報酬予定だった天下五剣の一つ「数珠丸恒次（じゅずまる つねつぐ）」です。
数珠丸はにっかり青江と同じく刀派が「青江派」となる太刀。元は日蓮宗（法華宗）を開いた鎌倉時代の僧である「日蓮」が所持していました。
声優は「ペルソナ3」の真田明彦、「Fate/Zero 2ndシーズン」ランサー、「新機動戦記ガンダムW」ヒイロ・ユイ等の緑川光さん。
キャラデザは五虎退と同じ「思春期」さんが担当されています。見た目はにっかり青江と同じデザインの青色の服になっており、名前の由来となった数珠を身に着けています。
数珠丸についてはこちらを参考にしてください→数珠丸について
▼不動行光（ふどう ゆきみつ）…織田信長が所持しており、小姓の森蘭丸が拝領したとされる短刀。作者は鎌倉時代の刀工「藤三郎行光」となっている。織田信長は酒に酔って気分が良くなると「不動行光、つくも髪、人には五郎左御座候」と歌い自慢したという。この歌にあるように大層、この刀を大切にしていたというのがわかる。
この歌の「つくも髪」は刀剣男士の「付喪神」ではなく東山御物である茶入れ「九十九髪茄子」のこと。「五郎左」は信長の家臣、丹羽長秀（にわ ながひで）の通称。
彼の逸話には森蘭丸へと拝領された時のものもある。
信長が小姓達の誰か一人にこの刀を与えようとした時、「鍔に菊をあしらった刀を見せ、その菊の数当てた者に与えよう」としたのだ。蘭丸以外の小姓が数を答える中、黙っていた蘭丸に信長が何故、答えないと訊くと「厠に行っている信長から預かっていた時に数をかぞえ終わっていた」と言ったという。その正直さに関心し、不動行光を与えた。
不動行光は本能寺の変で持ち主の森蘭丸と共に焼け身となったとされていますが江戸時代中期、寛政十二年には当時まだ、本能寺に所蔵されていたという。その後は豊前小倉藩小笠原家に伝来。現在は個人蔵となっている。
過去、昭和4年（1929年）3月の日本名宝展覧会では小笠原長幹伯爵所持ともなっていたことから現在も小笠原家が所持しているかもしれない。
最後にこの刀の特徴だが「不動明王、矜羯羅（こんがら）、制多迦（せいたか）が浮き彫りされていること。
まず矜羯羅（こんがら）は華厳経（けごんきょう）に登場する数の単位。更にはサンスクリットでの疑問詩の「矜」と作為の意味である「羯羅」を合わせたものでもある。「何をするべきかを問い、その命令の通りに動く」という意味になる。
そして不動三尊の一人、矜羯羅童子とも言われている。
次に制多迦（せいたか）は不動三尊の一人。上記の矜羯羅童子と共に不動明王の脇士を務め、通常は不動明王の右に配置される。サンスクリットで「奴隷・従者」の意味を持ち、不動明王の従者八大童子の8番目でもある。
ちなみに不動行光は第十回目のイベント「戦力拡充計画 其の弐」で先行実装された刀剣男士。現在は入手不可となっており、今後のイベント、もしくはドロップでの入手予定かと思われます。
更に舞台刀剣乱舞にも出演ということもあり、わくわくしています。
この記事へのコメントはありません。