7面で貞宗の刀が実装されていますね。今回はそんな現在、実装されている貞宗の刀についてちょこっとだけ書いていこうと思います。
まず、貞宗の刀ってどんなの？ところから。
▼貞宗（さだむね）…鎌倉時代末～南北朝の刀工で相州貞宗。正宗の子、または養子とも。
・特徴として現存で在銘刀（銘が入っている刀のこと）が極端に少なく、享保名物のうち、在銘は「長銘貞宗（ながめい さだむね）」のみらしい。
・亀甲貞宗のゲーム内台詞にもあるように殆どの刀は無銘であること。多数ある享保名物のうちの在銘は上記の長銘貞宗のみ
・父であり師とされる正宗と並んで高い評価を受けている。
・国宝には亀甲を含め3振り、重要文化財には物吉、太鼓鐘を含め13振り、その他2振りほど存在している。重要文化財のほとんどは個人蔵となっているものが多い。
・刀剣乱舞で実装されている太鼓鐘貞宗は個人蔵、物吉貞宗は徳川美術館所蔵となっています。
▼主な代表作
・国宝/亀甲貞宗、伏見貞宗、寺沢貞宗
・重要文化財/物吉貞宗、太鼓鐘貞宗、切刃貞宗他9振り
・その他/加賀貞宗他1振り
▼唯一の在銘刀「長銘貞宗」について
・貞宗の刀で唯一、銘の入った刀とされる長銘貞宗。
調べてみるとこの刀、実は複数存在しておりいずれも消息不明らしい。
来歴としては徳川将軍家所蔵ではあったものの享保の頃には行方不明になっている。「名物刀記」には「長銘貞宗 一尺ばかり」とあるが薩摩島津家と本だ正純嫡子の正勝のところに所在があると書かれている。
所在不明となったのは嫡子であった正勝が病死し、売りに出された後らしく、新しい持ち主が鑑定に出したとも。
しかし、元々の所有者であった正勝が流罪の身であったこともあり、所在不明であるとなっているもと見られている。
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