文アルで新しい文豪が実装ですね。
今回は横光利一に縁のある「川端康成」が実装。しかも声優は関智一さん！
大分、声優も濃くなってきましたね…
ここで川端康成ってどんな文豪？というのをまとめます。

▼川端康成（かわばた　やすなり）ってどんな文豪？
1899年6月14日、大阪府出身、死没は神奈川県。
代表作は「伊豆の踊子」「抒情歌」「禽獣」など。Wikiより参照。

文アルで初期より実装されている横光利一とは親友とされ、新感覚派と言われていた作家。
先輩には菊池寛（文アル実装済み）や菊池を通じて芥川龍之介（文アル実装済み）とも面識を持っていたとも。
横光とは菊池との家で初めて出会い、そこから交流を深めていったのが始まり。
ちなみにデビュー作は「ちよ」「招魂祭一景」「十六歳の日記」など。

彼の代表作である「伊豆の踊子」は実際の彼の体験から生まれたもの。
学生時代、当時住んでいた寮の仲間に何も告げずに初めての伊豆への旅へと向かう。
これは中学、高校の寮生活が酷くいやだったことからのものとされている。（かなりざっくりと書いてます）

更に処女作である「ちよ」は伊豆での旅芸人との体験を絡めて書かれた作品。
川端はその後もよく通っていたカフェにて「ちよ」（通称）と呼ばれる少女女給と出会っている。

▼文アル実装文豪で関わりのある人物
横光利一は菊池寛を通じて知り合い、更に芥川龍之介とも知り合うことになる。
処女作品集「感情装飾」が金星堂より刊行された際に行われた出版祝賀会には江戸川乱歩（実装済み）も出席していた。
他、梶井基次郎（未実装）との交流もある。
（個人的には梶井さんも実装してくれるとすごく嬉しいなーと…檸檬とか櫻の樹の下には）とか有名ですね）
梶井を通じてか若山牧水、荻原朔太郎らとも面識があったとされている。ほか文豪でいえば三好達治などもあげられる。

ちなみに梶井と川端の関係について。
・梶井が温泉療養をしに湯ヶ島温泉に訪れるも旅館で嫌な顔をされたため、川端は梶井に別の旅館・湯川屋を紹介してもらったという。
そこからは度々、湯本館に遊びに来ていた梶井に「伊豆の踊子」の校正を手伝ってもらっていた。
しかし、当時の梶井は川端文学に傾倒していた同人誌作家。故に友人達に川端との交流を自慢げにしていたという。

以外にもいろんな文豪との関わりの深い人物で驚きました。
実装が楽しみですねー